有力IR事業者「ラスベガス・サンズ」が日本IRからの撤退を発表
日本に導入予定のIR施設における事業主として有力とされていたラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)が、日本市場への参入を撤退することを5月12日に発表しました。
ラスベガス・サンズ 日本市場から撤退の理由
また、同社の経営幹部がIR整備法の一部条件に不満を示していたことも理由の1つです。
ラスベガス・サンズがカジノリゾートを有するマカオとシンガポールでは、ライセンスの有効期間が20~30年である一方、日本でのライセンス有効期間は10年とかなり短く設定されています。
その短い期間でさえ、日本の中央官庁や地方自治体は参入企業の利益を損なうような条件に変える可能性があると懸念して今回の判断が下されました。