今年も優勝はナダル選手!?全仏オープン開催中!

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スペシャリストが活躍する全仏オープン。今年は開催するのか?

全仏オープン概要

毎年5月末から2週間かけてフランスのパリで開催される四大大会の一つ全仏オープンです。大会運営はフランステニス連盟がしており、大会が開催される会場名から「ローランギャロス」という呼び方でも親しまれています。

大会の本戦ドロー数は他の四大大会と同様にシングルス128ダブルス64となっています。大会の賞金総額2020年€42,661,000(約51億円)で、シングルスの優勝賞金€2,300,000(約2.8億円)となっています。大会の賞金総額はここ数年毎年増加しているので、今後も徐々に伸びていく可能性があります。

また全仏オープンは、センターコートなど一部のコートに往年の名選手やテニス界に深く貢献した人の名前を付けているという特徴もあります。「スザンヌ・ランラン」「フィリップ・シャトリエ」などのコート名は全仏オープンを視聴している方は耳にしたことがあるはずです。

クレーコート

全仏オープンの特徴は何と言っても、四大大会唯一のクレーコートで試合が行われる点です。クレーコートと一言でいっても、細かい種類があり、全仏オープンで使用されるレッドクレーと呼ばれる赤土は、球足が遅く、ボールが高く弾むという特徴があるため、他の四大大会と比べて、活躍する選手に違いが出てきます。

クレーコートの難点としては、雨が降ってくると試合が中断されたり、中止になったりすることです。これは大会運営という観点からも大きなデメリットとなるため、センターコートを含めたショーコートに屋根を設置するという計画が現在進行中です。

スペシャリストの活躍

過去10年の男子シングルスの優勝者を見てみると、R.ナダルが8回N.ジョコビッチが1回、S.ワウリンカが1回と、圧倒的にナダルが結果を出しています。

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先に述べたように、高くボールが弾むレッドクレーの特徴は、ナダルの強烈なトップスピンをかけたストロークとの相性が非常に良いため、全仏オープンではR.ナダルが圧倒的な優勝回数を誇っています。

ナダルほど極端でなくても、レッドクレーでは南米やスペインなどクレーコートが普及している国の選手が活躍する割合が高く、思わぬ選手が上位に進出し、大会を盛り上げてくれることも多く、全仏オープンの魅力の一つでもあります。

過去の優勝者

2009年の優勝者を調べてみても、R.ナダル4回、 G.クエルテン2回、R.フェデラー1回、G.ガウディオ1回、J.C.フェレーロ1回、A.コスタ1回となり、ナダルが頭一つ抜けています。

しかしながらナダルは極端にしても、他の優勝者の名前を見ていくと、全仏オープンは多くのクレーコーターと呼ばれるスペシャリストが活躍してきた大会だというのが分かります。

ちなみに上記に挙げた大会優勝者でナダルとフェデラー以外は四大大会の優勝が全仏オープンのみであり、それぞれの出身国を調べると、フェレーロ、コスタがスペイン、ガウディオがアルゼンチン、クエルテンがブラジルとなっています。

やはり南米とスペイン出身でクレーコートで練習して育ったスペシャリストが伝統的に全仏オープンでは活躍しやすいというのが過去の優勝者からも分かります。

ちなみに女子は男子に比べて同じ選手が何度も優勝したり、特定の国の選手が活躍するなどの傾向はここ20年の結果では読み取ることができません。過去20年で複数回優勝した選手は女子だとJ.エナン、S.ウィリアムズの二人が3回ずつ優勝しただけで、男子に比べコートサーフェスの影響は少ないのかもしれません。

2020年大会はどうなる?

先日、コロナウィルスの影響で全米オープン終了後の9月に開催するとの発表がありましたが、他のツアー大会との兼ね合いもあるため、ATPの公式サイトではスケジュール上まだ大会日程の変更はされていません

テニスファンはもちろん選手たちも収入の面から大会開催を望んでいるのは事実ですが、問題が問題だけに2020年の開催は中止という可能性も考慮しておいた方が良いかもしれません。

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